まずは自分の肌色から

2011.04.07

実は色を着こなすときに一番重要なのは、「肌色との相性」です。とくにトップスは顔の近くにくる色なので、印象を大きく左右します。肌色の違いによって、似合う色も変わってくるもの。たとえばベージュ。コスメのファンデーションを選ぶときと同じですが、スキントーンの明るい人はピンク味のあるベージュ、逆にスキントーンの落ちている人は黄味の強いベージュが似合うと思います。同系色のブラウンでは、色白の人には赤みのあるブラウン、色黒ならばチョコレート色といった具合です。世の中、空前の美白ブームですが、色白だからパステルカラーが似合うとは限りません。砂糖菓子のようなピンクやブルーといった色は、実はとても着こなすのが難しい色。必要以上に甘ったるい印象になってしまって、野暮ったさを招きます。私はかえって黒や紺などを選んで、肌の白さを際立たせるのがいいと思います。またこれは肌の色に関係なく言えることですが、最近のファッションの傾向としても、トレンドはパステルよりも濃い綺麗色。ベビーピンクからオペラピンクへ、ラベンダーから濃いパープルへ。それでもシックな濃い色ばかりではつまらない、薄い色を着たいと思ったときは、甘いパステルではなくクールなグレーがおすすめです。第二章で取り上げたパール付きのアクセントトップスも、もしスイートなピンクだったら過剰な若作りになるでしょう。シャープなグレーだからこそ大人っぽく着こなせるのです。