ラテン語で洗うという意味の「ラワーレ」から名づけられたラベンダーは、アロマテラピーで最も広く利用される万能精油のひとつ。ウッディーな基調のフローラル系で軽い甘さがすがすがしく、幅広く愛される香りです。ラベンダーは初夏に紫色をした小さな花を咲かせ、花や葉は、昔から虫よけや消毒用として有名でした。ローマの人々は浴槽に入れて沫浴し、傷を洗うのに利用したそうです。蒸留水であるラベンダーウォーターは、イギリスのエリザベス朝時代には、肌のバランスを整える化粧水や香水としてたくさんの女性に愛用されたといいます。中枢神経のバランスをとる働きがあります。ストレスからくる緊張をほぐし、怒りをやわらげて疲労を回復させます。また、高い血圧を下げ、呼吸を整え、不眠症を改善します。呼吸器系の障害や生理痛などにも効果的。そして、やけどに有効だというのは有名な話。新しい細胞の成長を促し、皮脂の分泌のバランスをとる働きがあるので、さまざまな肌の状態に効果を発揮します。なお、低血圧症の人の中には、ラベンダーオイルを使用したあとに、感覚が少し鈍くなって眠くなってしまう人もいます。また、通経剤なので、妊娠初期の数か月間は使用を避けましょう。
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