時間を追跡すると、かなり思い出せる

2011.09.01

私たちは日々、時間の流れの中で生きています。そのため、「これはおとといやったこと、これは昨日やったこと、これは今日やったこと」と時間の流れで記憶を手繰っていくと、結構、思い出せるものです。こうした時間的な順序を整理法に応用したのが、経済学者の野口悠紀雄さんが提唱された『超整理法』です。書類を「意味」で分類するのではなく、「時間順」に並べるという方法です。人間は時間の流れで覚えていることが多いので、時間順のほうが、あとから書類を探すときに置き場所がすぐにわかるというわけです。こんな便利な「時間の流れ」を記憶に活かさない手はありません。それが、「時間の流れ」につなげて覚える、ということです。そのいちばんいい方法が「日記」です。その日の出来事を書いて、日付をつけておく。そうするだけで、記憶への定着がまったくちがってきます。日記にはその日の出来事をすべて書く必要はありません。スケジュール帳にその日の出来事をちょこっと書いておくだけでも、全然ちがいます。じつは、これが記憶を強化するポイントとなります。なぜなら、有機的につながっている出来事から、印象的なキーワードを抜き出す訓練になっているからです。